今年に入り、社長から、ブログは各部門が自由に更新するようにとのお達しがありました。その時は、そんな暇あるかい!と最初は見向きもしませんでした。しばらくの間、全然書いていなかったのですが、ある日、ふと、ものはためし・・・と書きだしたら、あ~ら大変。止まらなくなってしまいました。だから、インターネット上でブログがあふれているのでしょうね。うん、確かに癖になる。
会社があるから、ブログを書くのか?ブログを書くために会社に行くのか?はて、どっちかわからなくなったらどうしょう・・・・
ところで、最近は、特別養護老人ホームは指定が取れないし、住宅型の老人ホームが乱立するようになりました。今日も営業に見えました。入居金2500万円なり。月18万円。それに介護サービスの1割(おそらく2~3万円)の費用がかかります。豪華に豪華に、高級ホテルの雰囲気です。でも介護付きではなく、介護サービスは外付けです。そんな営業マンに私はいつも言います。
「私が探しているのは、生活保護の人が入れる所、国民年金生活者が入れる所なんですよねえ。私の担当している利用者はみ~んな貧乏でですねえ・・・」とつぶやくとそそくさと帰られます。
国民年金で入居できる施設は200~300人待ちというこの現実を行政はどう見ているのでしょうか?お金を持っている人は最後までゆったりとした所で過ごすことができますが、そんなお金をもっていない高齢者は、サービスを削らなければならなかったりして、最後の時までお金の算段をしなければなりません。格差社会を痛感するばかりです。
それは、若い時に貯蓄できていなかったから、自己責任だよという声も聞きます。でも、昨今のニュースでも派遣切りの話題でもちきりですが、男性、30~40歳という人がたくさんいます。派遣での報酬なんてたかが知れています。どこに貯蓄できる余裕があるでしょうか?テレビをみながら、あの人たちの30年後の高齢者福祉はどうなっているのだろうと背筋が寒くなるのを禁じえません。
福祉にかけるお金は本当にないの?天下り、渡りを繰り返し、退職金3億円って、私たちの税金?
宇野 恵子