このブログは個人ではなく、企業のホームページなので、そんなに見てくれる人はいないだろうなと思っていました。正直ついさっきまで・・・・
はじめてコメントをもらいました。それも穴があったら入りたいくらいのコメントで、ほんと舞い上がっています。ありがとうございます。とてもとても嬉しいです。社長が「僕にはコメントないぞ~」と悔しがっている横で両手を腰にあて、大きく胸をはり「エヘン!」と咳ばらいしたのは言うまでもありません。
ところで、私はいつも「すべてのことは偶然ではなく、必然である。」という言葉をいつも大切にしています。偶然に出会った人でも、それからあとになんらかの繋がりがあるはずです。私と社長の出会いがまさにそう・・・・以前私は看護師をしていました。その時に社長のお父様の担当看護師だったのです。おだやかで理知的でそれはそれは素敵な印象深い患者様でした。それから数年後、看護師からケアマネージャーに職替えすることになり、ケアマネージャー募集の広告が目にとまり、面接にきました。そこで、はじめて「僕の父親ですよ。」と言われて思わずのけぞってしまいました。なんたる偶然!もう雇うしかないと思われたのでしょう。私も職を得ることができました。お父様は会社の顧問です。昔患者様と看護師、今は、会社の利益を上げるための戦略を一緒に議論するチームの一員に加わることになりました。
もうひとつ、看護師を長くやっていたからかなあ。いろいろな出会いがありますね。外来勤務をしていた時、救急患者が飛び込んできました。会議中に倒れたとのこと・・・激痛に体をくの字に曲げています。胃に穴があいていました。まずは鎮痛剤を打とうとしたのですが、痛みのため、手を振り払います。そこで、わたしは、バシッと頬をたたき、「静かにしなさい!危ないですよ!」と厳しくいって注射しました。それから数年後、ケアマネするには、車の免許がまず必要と自動車学校の門をたたきました。50を過ぎての手習い。不安がいっぱいでした。そしたらなんと自動車学校の支配人という一番偉い人がまさにその人だったのです。「まかせてください。命の恩人だから、びしっと教えます。」なんて言われて楽しく教習することができました。ね?偶然の出会いは、のちのち自分を助けてくれると私が信じるには、十分な出来事でしょ?だから、出会いを大切にしたいと心からそう思います。
ケアマネになってから、つくづく思うのは、広い世界だなあということ。病院勤務中は、病院の職員と患者様だけのつながりでしたが、ケアマネは、利用者はもちろんのこと、各サービス事業所スタッフ、区役所などの行政、はたまた民生委員、病院の相談員と毎日毎日顔を覚えきれないくらいの出会いがあります。その中で、自分はどれだけの印象を与えているのかなあ?願わくば、次に出会った時に笑顔で手を振ってくれるような関係となりたい。
宇野 恵子
お疲れ様です。楽しんで読ませていただきました。うちの包括にとって、心強い存在の宇野ケアマネ。これからもよろしくお願いします。
投稿情報: 横溝 陽子 | 2009年2 月24日 (火) 00:15