自宅で公民館の回覧板を何気なく見ていたら、「地域で老いる。」と言うテーマで第二宅老所よりあいの村瀬孝生さんが講師との案内を見つけました。あの村瀬さんが公民館で研修してくれるの?とびっくりして、すぐに申し込んだのは言うまでもありません。
西日本新聞の「ぼけてもいいよ。」の連載を読んでいた時から、なんと高齢者をやさしい目で見られている人なんだろうと思っていました。本日の研修、ほんとに参加してよかったです。地域の参加者は25人あまり・・・民生委員をされている方や町内会長、あるいはテーマにひかれてという参加理由を話されていました。笑ったのが、「村瀬さんの話に感激して、おっかけをしています。」という方が2人もいらっしゃったこと。参加者は円陣をくんで参加者全員の顔をみながら問題を提議するという形態もよかったと思います。もちろん私も自分の利用者でどうしたらいいんだろうと思い悩んでいることを話すことができました。研修の中で一貫してあるのは、地域の力を結集して地域の連携を強化していきましょうということ。高齢者を孤独にさせないような取組みや意識を持ちましょうということ。参加者は全員頷きました。ケアマネージャーとして、実際に地域の人たちと交流や意見交換ができたことは、大きな収穫です。介護サービスを算段するだけが、ケアマネージャーの仕事ではないということを痛感してしまいました。
それとともに、村瀬さんの控えめな話し方、それでいて、具体的な事例をわかりやすくユーモアをまじえて話される、その講師としてのその技量とメッセージにとても感激しました。きっと私も追っかけになりそうです。時間が足りずに来月また集まりましょうと臨時の研修会が計画されました。興味のある方は、参加されたらいかがでしょう?きっと心に温かいものを抱くことが出来ると思います。参加者と別れる時も、また会いましょうと笑顔がこぼれました。これが、横のつながりを持つということでしょうね。
宇野 恵子
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。