几帳面

ケアプランサービスでは、スタッフが今どこに外出しているのか、何時に帰社するのかが一目でわかるよう白板に必要事項を記入して外出するようにしている。利用者や家族から電話がかかってきたときに、きちんと伝えることが出来るようにするためだ。

女性３人がいた時の白板は、水性マーカーでよれよれの線を引き、氏名もマーカーで書いていたのだが、なにせ水性マーカーなもので、あちこち途切れた線や擦り切れた文字となっていた。まあ、女性軍３人、気にすることもなくそれで過ごしていたのだが・・・・

本日、黒１点の男性ケアマネ、片田氏が何やらその白板と格闘している。除くと、５０ｃｍはあるメジャーで寸法を測り、電卓で線の枠幅を計算している。油性マーカーで几帳面な線を引き、氏名はテプラで打つ。

まあ、なんとすっきりとした表示板が出来たことか・・・・。美しすぎる・・・。

女性軍３人、

「すごいねえ！私たちじゃ、こんなこと１０年たってもしないよ。ごめんね。女性らしくなくて・・・・。よし、たった今、あなたを環境整備委員に任命！この部屋をあなたの好きなように整えていいよ！」

あくまでも自分たちで綺麗にしょうとはしない女性軍３人だ。

宇野　恵子

ＰＳ　　本日お昼は、スタッフ全員「ずけ丼」だった。社長がしとめたヒラマサ８匹をさばき、ずけにして振舞ってくれたのだ。包丁さばきも見事なもの。ごちそうさまです。美味しかったあ！