低所得者の味方である法テラスにまたまた行ってきた。
1回目の相談は、昭和の時代に借金した金額が数百万に膨らんでいた。弁護士がその場で、「もう時効だろうが!」と相手の金融会社に電話で一喝して終わり。
今回、またまた借金の督促状が舞い込んだのだ。それも2社から・・・・・。これも、すでに5年は過ぎている。弁護士に電話で相談すると本人を連れてきなさいとのことで、大雨の中、認知症の利用者と出かけた。今回も弁護士が相手側に直接電話してくれて、時効が認められ、あっという間に解決した。
そして、「配達証明通知書を相手側に出していてください。」と弁護士が言われた。前回は、包括センターのスタッフがみんなやってくれたが、私の担当になって久しい。今回は、私が手続きしなければならなくなった。
「あの~、配達証明通知書って、どう書くんですか?」
「はい。書き方から郵便局での出し方まで詳しい資料をあげますね。」と優しい事務員から資料をもらってきた。
50数年生きてきて、初めての経験だ。なになに・・・?一行20字以内、26行以内・・・へえ~字数まで決められているんだあ・・・通知書と封書の住所も一言一句同じでなければならない。たとえば、1番1号を1-1と封書に書いたらアウト。文書は手本をもらってきたので、その通りにパソコンを打ち込んだ。
「私に督促状がきましたが、最終弁済日から5年が経過しております。商事消滅時効が成立しているのは明らかです。この通知書を以てこれを援用します。」な~んて、おっかなびっくりの文章だ。
さて、明日は、これを配達証明担当がいる大きな郵便局に持っていき、手続きを習わなければならない。
はあ~・・・・おそらくケアマネをしていなかったら、一生経験しなかっただろう・・・・
勉強させてもらってるなあ。
宇野 恵子