昨日の選挙速報は、へたなドラマを見るよりおもしろいぞと思って、テレビに釘付けとなった。予想通り、自民党惨敗・・・・・わが世の春を謳歌していた大物議員たちが次々と落選し、敗戦の弁を聞く。
突然職を失うのだから、考えようによっては、派遣切りと一緒だ。少しは、その気持ちがわかっただろうか。
さて、民主党のお手並み拝見ですね。無駄を徹底的になくすという、その公約が実現できるか見守っていきたい。天下りのシステム自体をなくさなければならない。普通の会社では、同期に平社員もいれば、管理職もいる。年下の管理職にあごで使われる悲哀の中で、仕事している。公務員だけ出世レースにはずれた人は、天下りし、それなりの役職が約束されているなんて、おかしいと思う。その天下り事業に多額の税金が使われていることに反対なのだ。税金の支援がまったくないなら、勝手にどうぞと思うけどね・・・
先週末、利用者訪問中、稲富立候補者が自転車に乗って傍に近寄ってきた。握手を求めて近づいてくる。私の手をとり、がっちり握手してきたので、言った。
「私は、高齢者の介護サービスの仕事をしています。長生きしてよかったと思える社会にしてください。みんな、政府は年寄りは、はよ死ねっていいよるって、言ってますよ!」と言う言葉を投げ返した。すると、キュっと唇をむすび、
「はい!そのために私は立候補しました。がんばります。」ですってさ。頼むよ。
鳩山代表が、政治とは、不幸な人を一人でも少なく出来るようにすることだと言っていた。うん。なかなかいい言葉だ。
宇野 恵子