本日で9月も終わり・・・・本日4件のサービス担当者会議を終了し、ようやく10月を迎えることが出来た。
しかし、どこも月末は遅くまで仕事があるものだが、うちの会社でも、パートの職員までもが残業していた。さらに10月は、介護保険有効期限切れが8人もいる。それに伴う、担当者会議のラッシュが予想され、ため息が出そう。
はよ、帰ろう・・・・・
宇野 恵子
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本日で9月も終わり・・・・本日4件のサービス担当者会議を終了し、ようやく10月を迎えることが出来た。
しかし、どこも月末は遅くまで仕事があるものだが、うちの会社でも、パートの職員までもが残業していた。さらに10月は、介護保険有効期限切れが8人もいる。それに伴う、担当者会議のラッシュが予想され、ため息が出そう。
はよ、帰ろう・・・・・
宇野 恵子
投稿情報: 22:38 カテゴリー: 宇野恵子の部屋 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
認知症が結構進んで、要介護3の利用者がいる。娘様はカメラマンで活躍し、最近仕事の依頼がとても多いそうだ。月一回の面談日も「仕事が終わらないんですぅ・・・」という言葉をいつも耳にしていた。サービスはショートステイの利用だけだ。仕事で遠出をしたりするので、その間施設に預けている。
一人娘で、お母様の世話を一手に引き受けているが、自宅に連れ帰ると、夜間トイレが分からずどこで排泄するかわからないので、深夜のトイレもつき添えるように、ドアに紐をつけ、ドアがあいたら、自分も起きれるようにと、涙ぐましい努力をされている。
「どうも、浴室をトイレと思いこんでいるようで、浴室のドアをあけたら、てんこ盛りなんですう・・・」と言われた時には二人で笑い合った。認知症で困った母親であるが、とても愛しい眼で母親を見つめていることを私は知っている。利用者に、「娘様、仕事が忙しくてとても疲れているんですって。」と言うと、
「大丈夫?がんばれ、がんばれ!」と言って、娘の頭をポンポンとたたく。娘様は、困ったような顔をして、苦笑いしながら、母親に頷いている。そんな二人の情景をこの3年、ずっと見続けていた。今後も認知症がすすむと、在宅では無理でしょうし、仕事が出来なくなるからと、老人ホームへの入居申し込みをすすめたのは、1年ほど前。
本日、利用者と娘様と顔を合わせた途端、
「つい、30分前に、部屋があいたという連絡がきたんですよ。」と、娘様が息せき切って話された。私も喜び、
「わあ、よかったですねえ!入居早かったですねえ。これからは、自分に余裕がある時に、いつでも外泊という形でおうちに連れて帰ればいいですね。今まで、よく、お世話をされたと思いますよ。・・・・でも、そうなると、私は、今日でお別れだ。なんだか、切ないなあ・・・・」
驚いたのは、娘様。「ええっ?!どうして?どうして?」 施設に入居すれば、施設のケアマネに交代しなければならないことを説明する。
「ええ?そうなんですか?わあ、どうしょう・・・?どうしょう・・・?」と本気で悩んでいる。
ケアマネの仕事を始めた時からの最初の利用者。私の方が離れがたく、胸がキューンと鳴る。
3年分のお礼を言って、お別れした。
宇野 恵子
投稿情報: 20:41 カテゴリー: 宇野恵子の部屋 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
自分でもブログを毎日更新することは、当り前のこととしていた。ブログを書き終えて、さあ、帰ろうか・・・というのが、いつもの流れなのだが・・・・・
先週25日、19時頃まで仕事に没頭していた。週末だし、明日休めると思えば、遅くまでがんばるぞー!と思っていた。そんなときに、旦那から電話。
「今日は、○○美の誕生日やぞ。家に帰ってきとるけど、なんかせんでもいいのか?」
ひぇ~、なんちゅう不覚・・・・娘の誕生日を忘れていた。その場ですぐ、パソコンの電源を落とし、大急ぎで帰宅した。家に着くなり、
「誕生日、おめでとう!今日は、美味しい物食べに行きたいと思っていたんだけど、何食べたい?」と、さも、朝から計画していたように娘に言った。娘は喜び、焼き肉屋へGO!最上級のお肉を食べました。ふう~危なかった・・・・・
翌朝、ブログの更新がないもので、何かあったのかと、社長から電話がある。他の方も、あれ?更新がないぞと思われた方がいたかもしれない。おっちょこちょいの私でした。
それにしても・・・・・仕事に没頭するご主人に、奥様が、「今日は子供の誕生日よ!」となじる話はよく聞くが、うちでは、反対だなあ。古川管理者から、
「きっと、宇野さんは、前世は男で、ご主人はよく気がつく奥様だったと思いますよ。なにせ、健康診断の前の日に電話してきて、『明日は健診だろ?夕食は夜9時までに食べとかんといかんやろ?もう何か食べたか?』とスケジュール管理までしとるもんなあ。」と、感心された。
アハハ・・・・そういう妻がいて、そういう旦那がいて、成り立っております。我が家は・・・・
何か、問題あります?
宇野 恵子
投稿情報: 19:16 カテゴリー: 宇野恵子の部屋 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
シルバーウィークも終わってみれば、二日間出勤し、本日もこの時間。パソコンに入力しても入力しても、終わりが見えない。ケアマネの書類の多さは、どうにかならないものだろうか・・・・?特に、予防。今月で有効期限が切れる利用者二人。間に合うだろうか、と不安が募る。それにしても、昔、ブラインドタッチを一生懸命練習してよかったあ・・・と今更ながら思う。入力の早さは、仕事の速さに繋がるよなあ・・・
包括から、高齢者を狙った詐欺事件の注意勧告文書が2例送られてきた。うちの山下ケアマネの利用者も詐欺らしき被害にあっている。詳細をきいて、包括へ報告するようにいった。
内容はこうだ。ある日、使えなくなったエアコンを200円で引き取りますと業者らしき二人が訪問。200円?2台あるから、400円なら安いものだとお願いした。エアコンを取り外して持って行ったあと、こともあろうに、
「はい。グラムの200円ですので、3万円いただきます。」と言った。グラム200円?そんな話は聞いていないと断ると、すごみをみせ、威嚇したらしい。怖くなって、今の持ち合わせは1万5千円しかないと言うと、そのお金を持って行ったらしい。どこの業者なのかもさっぱりわからない。もともと、だますつもりだったのだから、証拠となるものもまったくない。
不況になると、こんな詐欺事件が増えるというけど、ターゲットを高齢者にすることに何の恥じらいもないんだろうか。自分の人生をまっとうに生きることを放棄した人たちは、どんな育ち方をして、どんな人たちに囲まれて育ったんだろうと可哀そうになる。
宇野 恵子
投稿情報: 22:27 カテゴリー: 宇野恵子の部屋 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
さあ、いよいよシルバーウィークに突入です。最初、シルバーウィーク?ああ、敬老の日があるからね、と勝手に納得していた。その意味じゃないということを最近知った。
5月のゴールデンウィークに対抗しているんだってさ。誰が考えたんだろう。
しかし、社内規約では祝日は休みとなっているものの、大事な週に3日休むのはきつい。仕事がたまりまくっている。
「私、仕事が回らないから、休日に出てこんと駄目みたい。」と言うと、吉田ケアマネも
「私も、出てきま~す。」と返事した。
さて、一番若い山下ケアマネ。
「連休は旅行に行く予定です。すみませ~ん。転送電話も持てませ~ん。」と悪びれた様子もなく、言い放った。もうすでに、ルンルン気分。吉田ケアマネと顔を見合わせ、
「あと、5人は新規を持てそうやね・・・・」と意見が一致した。
コノヤローッ!!!!
宇野 恵子
投稿情報: 18:50 カテゴリー: 宇野恵子の部屋 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
認知症があり、妄想の激しい利用者が、最近、機能低下が進んでいる。今までは、ひげをきちんと剃り、立派な口ひげもはさみで毎朝お手入れしていたというのに、無精ひげが顔全体を覆い、、自慢の口ひげものびきっている。
そこで、訪問理容を考えたが、ちょっとまてよ・・・・・?妄想が出てきて、ナイフを使っている時に、変な妄想がでると、ちょっと困る。なにせ、「包丁はどこか?泥棒がいるぞ。」なんて物騒なことを言ったりする。包括職員だって追い返したもの。だから、普通の訪問理容を使うのは心配された。う~んと考えたときに、適任を思いついた。
私の近所で親しくしている人がいる。現在リタイアをしているが、経験50年の腕は確か。我が旦那も毎月自宅で散髪してもらっている。
「誰でもは頼めない人がいるのですよ。帰れ!ってどなられるかもしれないけど、なんとかボランティア精神で頼めないでしょうか?」
「ああ、いいですよ~。何かいいことしておけば、死んだら天国に行けるかもしれん。」と冗談を言いながら、承知してくれた。この明るいキャラはいいかもしれない。何がおこっても、理解してくれそうだ。
準備は整った。自宅を訪問し、まず、伸びきった髪とひげの処理をしてもらいましょうと言うと、以外にも「うん。」と頷いてくれた。ダンディズムを信条とする方だから、自分でも気になっていたのだろう。承諾をもらい、その場で、理容師に電話してきてもらうよう依頼した。
理容師が奥様を助手として伴い、訪問された。理容師の髪が真っ白だったもので、
「あんた、わしより、年上じゃないのか?」「とんでもない。まだ60ですよ。確かに髪の色だけは、お客様に負けますねえ。アッハハ」「ほう、わしより20以上若いのう。」
順調に作業はすすむ。ひげを剃る時も、ふとんにじっと寝ていてくれた。
そして、あざやかな腕を披露し、一丁あがり。ちょうどサービスしていたヘルパーからも「キャー、素敵ですぅ!!とほめられ、いそいそと洗面所の鏡を見に行く。そして、自分で確かめたあと、振り返り 「いいじゃない!」と言って、笑ったその顔が本当に素敵だった。口ひげは、くちびるの上でまっすぐに切られている。
こんな小さな成功で、幸せを感じる私って、お手軽だねえ・・・・あれっ?今日はまったく妄想発言がないぞ?!
宇野 恵子
投稿情報: 22:33 カテゴリー: 宇野恵子の部屋 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
ALS初期の利用者を来月から担当することになり、本日サービス担当者会議を開催する。訪問診療の担当の医師に、何か助言があれば・・・と連絡すると、
「いや、何とか出席いたします。」との返事。素晴らしい。ナースとともに、出席されたが、ここの医師は私たちの会議には、いつも積極的に参加される数少ない医師の一人である。今後、身体状況は刻々と変化していき、医療的な指導助言が必要となるのは必至なので、とても心強い。
利用者に2週間前にお会いした時と、現在は、また機能が低下していた。何とかコップの水を自分で飲むことができていたのに、本日は、もう、口まで手が上がらないという。
症状の変化の速さに戦慄さえ覚える。今後、症状の変化を観察し、すばやく対処することを申し合わせて会議は終了する。
帰り際、奥様がしみじみと言った。
「私は、今仕事をしているけど、親類から、もう仕事をやめて、介護に専念しろと言われているんです。仕事に出る時に、こころ苦しさがあるんですが、どうすべきでしょうか・・・?」
私 「仕事場は楽しいですか?」
奥様 「はい。とても楽しくて、みんなとおしゃべりしています。」
私 「それなら、仕事は続けましょう。自分の世界はもっておく必要がありますし、息抜きする大事な時間だと思いますよ。その穴埋めは介護サービスで考えていきますから・・・決して、自分を責めないでください。」と言うと、ほっとしたような、ちょっと泣きそうな顔になった。そっと肩に手をおいた。
親類の無責任な言い分に負けないで!と声を大にして言いたい。腹ただしさを覚えながら、帰途につく。
宇野 恵子
投稿情報: 17:11 カテゴリー: 宇野恵子の部屋 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)
イチローが9年連続200本安打を成し遂げたということで、新聞、テレビが大騒ぎをしている。今ここで、さらにイチローをたたえる言葉を言うつもりはないが・・・・・
9と印字されたネックレスのことを質問され、イチローは、こう言った。
「相方の由美子がくれた・・・・」と。
この言葉を聞いた途端、うなってしまった。昔、昔、友人と議論したことがある。夫婦の相手方を人に紹介するときに、なんて言われるのが一番うれしいか?その時の結論は、『相方』であった。しかし、それから長い時間が流れたが、「相方です。」と紹介されたことは一度としてない。うちの旦那からして、、「うちのかかあが・・・」だもんねえ。あなたの母親になったつもりはないと言ってやりたいが・・・・
家内、女房・・・どれも、夫に従属しているようなイメージである。極めつけは、愚妻なんていう言葉もある。
相方からイメージされるのは、個々を認め、パートナーとしての存在である。そんな相方という言葉をさらりと言ってのけるイチロー。別の意味でも、あっぱれである!!
宇野 恵子
投稿情報: 19:48 カテゴリー: 宇野恵子の部屋 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
毎週月曜日は、早朝の管理者会議。今日も議題に挙がったのは、ヘルパー不足。サービスが必要な利用者に、四苦八苦してシフトを組んで、なんとかサービスを行っている模様。
これは、我ケアワーク九州だけではなく、どこの訪問介護事業所も頭を悩ませているものだ。訪問介護の要であるヘルパーがなぜこんなに不足しているのか・・・・・?
ちまたでは、職を求めてハローワークは大盛況だというのにね。
ずっと前、利用者の家族がヘルパーの資格があるというので、「働きませんか?」と誘ったことがある。答えはNO!
なぜなら、一度調理や掃除などのサービスに入ったことがあるが、利用者のいいなりになり、まるでお手伝いさんのようだったとのこと。まだスーパーのレジ打ちをしていた方がよいとの返事だった。
訪問介護の目的をきちんと把握しないまま訪問したとはいえ、やはり勘違いしている利用者も少なからずいるのが現実。掃除したあとをチェックするような利用者もいる。
人間対人間である。そこに信頼関係やコミュニケーションが生まれてこそ、やりがいもあるというもの。
もうひとつは、雇用体系。登録さんは、1時間働き、次の利用者に移動するときの時間給はない。5時間のうち、3か所サービスに入るのがやっとで、報酬、3000円。かたや、スーパーのパート。時給800円で5時間働けば、報酬4000円。・・・・・これじゃ、誰もヘルパーをやろると思うまい。厚生省はそこんところ分かっているのかしら?介護保険サービスはボランティアなのか・・・?
宇野 恵子
投稿情報: 20:21 カテゴリー: 宇野恵子の部屋 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
先月、職員数人とわいわい言いながら、健康診断を受けていた。
本日、結果が郵送されてきた。精密検査や二次検査が必要な人には、ご丁寧に紹介状が同封されている。看護師である私の所に、その結果を持ってきて、どういう状態なのか質問集中。「はい、並んで、並んで・・・」と言いながら、職員への結果説明を丁寧に行った。メタボやあ!肝機能が悪い!など、みんな、その結果に驚愕乱舞・・・・
さて、そんな私の結果は・・・・・・
紹介状が2通も来てしもうたあ!! アハハハ・・・・
そうなんです。いつも元気バリバリだねえとしか言われない私ですが、ほんとは、か弱いんです。まっ、一通は、やはりメタボです。そりゃあ、美味しいものを腹いっぱい食べなくて、何の人生ぞ!と思っておりますから、自業自得ではございますが・・・・トホホ・・・
私はひそかに決心していました。糖尿病が怖いから、もし、血糖値が悪ければ、毎日職場まで30分以上かけて徒歩通勤する気でいました。だけど、前日夕食から抜いて検査したためか、ぎりぎりセーフ。ふう・・・・徒歩通勤は、もう少し先伸ばししょう・・・・
宇野 恵子
投稿情報: 22:34 カテゴリー: 宇野恵子の部屋 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)