気がつけば、もう11月。朝晩の寒さも本格的になった。
私が職場復帰をしてからもう二カ月経った。この時間の早さはどうだろう。毎日毎日時間と追っかけあいをしながら、業務を行っている。一週間が早い。一か月が早い。
入院していた時の時間の流れと仕事をしている時の時間の流れは同じはずなのに、とても同一とは思えない。しなければならないことが山ほどあるということは、本当に幸せなことなんだと思える。人との触れ合いで生き生きとした時間が過ごせることを実感している。
そう思った時に、私が担当している利用者の時間の流れってどうなんだろうと思う。仕事をしているわけではない。家庭で重要な家事を担当している訳ではない。そう思ったら、きっと私が入院していた時みたいに、時間がノロノロと過ぎているのではないかと思う。
しなければならない仕事、あるいは、したいことが人間には必要なんだとつくづく思う。これからは、そんな目で利用者のことを見守っていこう。
宇野 恵子
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