在宅ターミナルで担当した利用者様が本当に在宅ターミナルの見本となるような最後を迎えられて逝去された。
いつも利用者が逝去された時は、御通夜などに行って御参りしている。だが、今回は遠慮して、49日の少し前に各介護サービス事業所のスタッフとともに自宅に伺った。訪問介護や訪問看護の管理者、スタッフと数人で自宅に伺い、花束を渡すと、奥様や娘様がとても喜ばれた。
御仏壇の前で、ゆっくりとご家族と利用者の思い出話しに花を咲かせた。結婚している3人姉妹はそれぞれ近くに住み、夜間は交代で泊まりこまれて介護されていた。
「病院の先生が、もうこれ以上は何も出来ませんって、言われたときは、ショックだったけど、お家に連れて帰ろうと思いました。亡くなった日は、ちょうど昼前で家族もいて、父の手を母がしっかり握っている時に息が止まりました。」
まさに家族に看取られてということだ。
御通夜に慌ただしく御参りするよりも、少し時間がたって、しみじみと故人の思い出話しをするのもいいなあと思った。今後はそうしょうか・・・
宇野恵子
いつも突然の営業(?)
すみません。
また、遊びに行かせて頂きます。
僕も母を5年前に亡くし本人が希望していたホスピスで家族で泊り込みながら見取りましたが『もっと何か出来たのでは…』など考えてしまいました。
投稿情報: 癒しのW | 2011年7 月25日 (月) 18:40